研究課題/領域番号 |
21K12655
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90110:生体医工学関連
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
長尾 光雄 日本大学, 工学部, 研究員 (90139064)
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研究分担者 |
紺野 愼一 福島県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (70254018)
荊 雷 会津大学, コンピュータ理工学部, 上級准教授 (30595509)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 運動器症候群 / 膝関節音 / WOMAC / Small Data / バランス能力 / AI |
研究成果の概要 |
膝関節揺動運動特性は体幹バランス特性と強い相関を認めた。AIデータの提供は、標準的な変形性膝関節症に対する疾患特異的な評価尺度の回答と診療データを仮想データとした。少ないデータ量で効率的に高い精度を達成する機械学習技術を提案し、認識率は60%から94%以上に改善した。これにより、運動機能症候群の予知/予防に資する成果を得た。膝関節揺動運動の計測は貼付け型の慣性・音響を一体にしたセンサである。
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自由記述の分野 |
計測・生体医工学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義:体幹バランスと膝関節揺動運動の相関を認める計測因子と解析方法の成果は、生体信号計測デバイスの小型化に利する。診療データの標準化によりAI技術の進化で診療に工学的なエビデンスの活用が期待できる。 社会的意義:予知/予防の視点から、フレイル・介護予防等のリスク管理、包括的な循環型リスク診療管理・健康づくりに関わる医療・ヘルスケア事業関係者には簡便に計測できるデバイスとして活用できる。
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