研究課題/領域番号 |
21K13318
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07050:公共経済および労働経済関連
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研究機関 | 北海道大学 (2022-2023) 早稲田大学 (2021) |
研究代表者 |
相澤 俊明 北海道大学, 経済学研究院, 准教授 (00892192)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 健康格差 / 南アジア / 社会経済的ステータス / 幼児死亡率 / サバイバル分析 |
研究成果の概要 |
南アジアでは2000年以降、急速な都市化、そして目覚ましい経済成長が進み、幼児死亡率は近年減少を続けている。しかし、都市化や経済成長の恩恵はすべての国民が享受できているわけではなく、性別、両親の学歴、宗教、民族、職業、地域などの社会経済的要因によって程度が著しく異なることが報告されてきたという背景がある。本研究では、多次元的な概念である社会的要因がどのように幼児死亡率の不平等性に影響を与え、その程度はどれくらいなのかを計量経済学やデータサイエンスの手法を用いて定量的に分析を行った。また、幼児死亡率を減少させようとする政策の効果分析を行い、それが不平等性にどのように影響を与えたのかを分析した。
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自由記述の分野 |
応用ミクロ経済学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の研究では、本来は多次元的な概念である社会経済的ステータスの一部のみが選択されて、社会経済的ステータスと健康の不平等性に関する分析が行われており、それぞれの社会経済的ステータスと幼児死亡率に与える影響に関して分析したものはほとんど見られなかった。また複数の国において同じ分析を行い、国際比較を行った研究は非常に数が少なかった。本研究では、多次元的な概念である社会経済的ステータスと幼児死亡率との関連性を分析し、国際比較を行うことができた。分析結果をもとに、不平等性を縮小させるための政策インプリケーションを示した。分析結果を国内外の学会で発表し、論文は国際学術誌から出版されている。
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