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2023 年度 研究成果報告書

複数電源を有する水中探査機向け非接触給電システムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 21K14359
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分24020:船舶海洋工学関連
研究機関東京海洋大学

研究代表者

米田 昇平  東京海洋大学, 学術研究院, 准教授 (50815678)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード非接触給電 / 高周波インバータ / 水中探査機 / 共振周波数 / 複数送電コイル
研究成果の概要

本研究課題では,自律型無人探査機や遠隔操作型無人探査機などの水中探査機向けの非接触給電システムとして,複数電源を有する回路構成とその動作手法の検討を行った。これは,3組の送電コイルの電流の位相を比較することで,電力伝送を行いつつ,受電コイルの位置ずれ方向を検出できる点に特長がある。そして,位置ずれ方向検出後に,最も近い送電コルが共振動作となるように動作周波数を制御することで,負荷電圧,伝送電力,電力伝送効率が改善できることを明らかにした。

自由記述の分野

パワーエレクトロニクス,船舶海洋工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究課題では,水中探査機向けの非接触給電システムを検討し,特に複数電源を用いることによる利点を明らかにしている。そのため,複数送電コイルを利用する際の動作原理の理論解析に学術的意義があり,大容量向けの非接触給電システムにも応用可能であると考えられる。本研究課題で明らかにした特性により,位置ずれ方向の検出と共振周波数追従による電力伝送効率の改善が明らかとなった。そため,水中探査機の運用効率の改善が期待でき,この点に社会的意義を有している。

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公開日: 2025-01-30  

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