本研究ではCO2を高付加価値の生成物に変換できる触媒の開発を行った。高効率のCO2変換反応を目指して、ヘテロ構造触媒として、Zr系MOFであるUiO-66と金属触媒(Bi触媒)を複合化させることでCO2変換効率を約3倍向上させることに成功した。UiO-66単体により触媒とのCO2との総合作用が高くなることが確認できた。また、メカニズムの糾明するためZr酸化物とのBi触媒と復号化させた触媒構造から、ZrとBiの界面でのCO2吸着がより強くなることが確認でき、高いCO2変換に寄与することが明らかになった。
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