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2023 年度 研究成果報告書

ウイロイドにおける干渉効果成立条件の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 21K14846
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分39030:園芸科学関連
研究機関山形大学

研究代表者

鍋島 朋之  山形大学, 農学部, 准教授 (10801920)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードウイロイド / ウイルス / シソ / トマト
研究成果の概要

ウイロイドは環状一本鎖RNAから成る病原体であり,様々な作物に被害を与える.本課題では干渉効果を利用した防除法の開発に向け,ウイロイドにおける干渉効果についての基礎的知見を収集した.干渉効果の成立を決定する配列情報の特定には至らなかったものの,coleus blumei viroid-1のシソにおける移行性に関与する配列について知見を得た.

自由記述の分野

園芸学

研究成果の学術的意義や社会的意義

植物において,事前のウイルス接種が後の同種ウイルスの感染を抑制する現象を干渉効果と呼び,弱毒ウイルスの製剤化や事前接種苗の販売も行われている.本課題では,ウイロイドの移行性に関与する配列について知見を得たが,このような知見を集積し,作物に対する感染のしやすさを考慮しながら配列設計することで,ウイロイドにおいても安定的な干渉効果の実現が近づくと考える.

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公開日: 2025-01-30  

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