研究課題
若手研究
随意運動の実行には、線条体の神経活動が必要である。本研究では、高感度の赤色カルシウムセンサー「RCaMP3」と緑色cAMPセンサー「cAMPinG1」を開発し、運動中のマウスの線条体におけるカルシウムとcAMPのダイナミクスをin vivoで可視化した。この研究結果は、線条体の細胞内シグナル制御を解明するための技術に貢献すると考えられる。
神経科学
本研究により、線条体におけるカルシウムとcAMPのダイナミクスを可視化することができた。この研究成果により、線条体への入力と線条体の神経活動や細胞内シグナル伝達との関係を解明するための、蛍光イメージング技術基盤の開発に成功したと考えられる。