• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

3D共培養における臍帯由来細胞の傷害ニューロン・ミクログリアへの遊走と被覆保護

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 21K15618
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分51030:病態神経科学関連
研究機関東京大学

研究代表者

向井 丈雄  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (60871324)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2023-03-31
キーワード臍帯由来間葉系細胞 / ミクログリア / アクチンダイナミクス / ミトコンドリア
研究成果の概要

マウス由来のミクログリアを培養し、LPSによる活性化型ミクログリアモデルを採用した。Lentivirus vectorを用いてGFP遺伝子を導入した数ロットの臍帯由来間葉系細胞(UC-MSC)と共培養を行った。生細胞タイムラプスイメージング装置により24時間共培養の観察、動線の追跡を行った。UC-MSCの動線に関しては有意ではなく、活性化型ミクログリアと単層培養で被覆する様子が観察された。ミクログリアの傷害に関して低分子蛍光色素JC-1を用いて、ミトコンドリアの膜電位によるJC-1の集積を測定した。それにより脱分極を観察したがUC-MSC共培養群とコントロールで有意差はみられなかった。

自由記述の分野

新生児学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究でUC-MSCが活性化型ミクログリアに遊走し被覆することが示され、以前我々が証明したUC-MSCの活性型ミクログリアの静止型ミクログリアへの特性変化に加え、UC-MSCの被覆保護作用が示唆された。ミトコンドリアの脱分極に関してはUC-MSCとの共培養でも変化がみられず、更なる実験系の最適化が必要と考えられた。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi