マウス由来のミクログリアを培養し、LPSによる活性化型ミクログリアモデルを採用した。Lentivirus vectorを用いてGFP遺伝子を導入した数ロットの臍帯由来間葉系細胞(UC-MSC)と共培養を行った。生細胞タイムラプスイメージング装置により24時間共培養の観察、動線の追跡を行った。UC-MSCの動線に関しては有意ではなく、活性化型ミクログリアと単層培養で被覆する様子が観察された。ミクログリアの傷害に関して低分子蛍光色素JC-1を用いて、ミトコンドリアの膜電位によるJC-1の集積を測定した。それにより脱分極を観察したがUC-MSC共培養群とコントロールで有意差はみられなかった。
|