2021年度に行った実験結果をまとめて米国医学物理学術誌に論文投稿した。2022年度には、中性子の強度を2倍程度増やすことに成功し、この成果をNatureのScientific Reports誌に投稿した。最終年度では2021,2022年に最適化した中性子フィルターとコリメータ面積を広げた新しい中性子コリメータ(延長コリメータ)を組み合わせて線量計算を行った。2021年度の課題であった照射時間がこの延長コリメータと組み合わせることで照射時間を短くすることに成功した。この研究成果を日本・台湾BNCT研究会(台湾開催)で発表をした。
|