• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

前立腺癌の去勢抵抗性増殖を起こすFAK-YAP経路を活性化する新規GPCRの探索

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 21K16753
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56030:泌尿器科学関連
研究機関千葉大学

研究代表者

五島 悠介  千葉大学, 大学院医学研究院, 助教 (00710576)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード前立腺癌 / 去勢抵抗性増殖 / ムスカリン受容体
研究成果の概要

網羅的RNA発現解析とゲノム科学的手法を用い、miR-15b-5pがムスカリン受容体3(CHRM3)を制御することと、miR-15b-5pによるCHRM3抑制が、CHRM3下流シグナルであるYAPの活性化を制御することを示した。よって、miR-15b-5p-CHRM3-YAP経路が、去勢抵抗性増殖の一因であることを見出した。

自由記述の分野

泌尿器科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果により、miR-15b-5p/CHRM3/YAPシグナルの活性化が前立腺癌の去勢抵抗性増殖の機序の一因と考えられた。前立腺癌の神経依存的な去勢抵抗性増殖がこれまで報告されているが、その原因として、機能性RNAによるムスカリン受容体の遺伝子発現変化が示された。本研究成果は、前立腺癌のアンドロゲン受容体に依存しない去勢抵抗性増殖の機序の解明の一助となりうると考えられた。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi