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2023 年度 研究成果報告書

個人間運動におけるTwo heads are better than one効果

研究課題

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研究課題/領域番号 21K17631
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59030:体育および身体教育学関連
研究機関広島文化学園大学

研究代表者

升本 絢也  広島文化学園大学, 人間健康学部, 准教授 (40814413)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードJoint action / 力の制御 / 個人間協応
研究成果の概要

本研究では,タイミングの制御を必要とするときに"two heads are better than one effect(2HBT1効果)"が生じることを検討するため,2人の参加者が持続的,分離的,周期的に力発揮し,その総和を目標値に対して一致させる課題を用いた。その結果,持続的力発揮では,1人よる力発揮課題(個人課題)と2人よる力発揮課題(個人間課題)で有意な差異が認められなかったが,分離的と周期的力発揮では,個人間課題が個人課題よりも低い誤差であった。したがって,2HBT1効果はタイミングの制御のない持続的力発揮では生じなかったが,タイミングの制御のある分離的と周期的力発揮では生じた。

自由記述の分野

運動制御

研究成果の学術的意義や社会的意義

研究成果はSpringer Nature社の国際学術雑誌Experimental Brain Researchに採択され,国際的な評価を得た.個人間相補関係等の基礎知見は体育やスポーツ教育において,学習者や競技者の個人間運動における学習効果の向上をもたらすと予想される.また,相互作用するロボットのシステム構築,作業療法士のリハビリ等に重要な基礎知見となると予想される。

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公開日: 2025-01-30  

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