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2023 年度 研究成果報告書

運動が有する肥満・糖尿病の改善効果を増強するフィトケミカルの探索

研究課題

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研究課題/領域番号 21K17694
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関名城大学

研究代表者

都築 孝允  名城大学, 薬学部, 助教 (20780068)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード運動 / 肥満 / 糖尿病 / インスリン抵抗性 / レドックス制御機構 / フィトケミカル
研究成果の概要

本研究の目的は、肥満・糖尿病の改善に有効なフィトケミカルを見出し、運動との併用による肥満・糖尿病の予防・改善効果を明らかにすることであった。研究成果として、フィトケミカルのうち、いくつかの含硫化合物の摂取が肥満・糖尿病の改善に有効であることが明らかとなった。その分子メカニズムとして、肝臓における脂質代謝の亢進、脂質合成の抑制、および慢性炎症の軽減が関与する可能性を示した。加えて、フィトケミカルと持久的トレーニングの併用は、肥満およびインスリン抵抗性の改善に効果的な手段の一つとなる可能性が示唆された。

自由記述の分野

運動生理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

肥満や糖尿病といった代謝疾患の改善には、運動や食事(栄養)による生活改善が有効であることが明らかにされてきたが、未だ罹患率の減少には至っていない。本研究では、肥満・糖尿病の改善効果を有するフィトケミカルをいくつか見出した。加えて、運動との併用において、肥満の改善に一部相乗効果が認められたことから、代謝疾患の改善を目的とする生活改善プログラムの選択肢を増やすとともに、効果的・効率的な運動プログラムの開発の一助となることが期待される。

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公開日: 2025-01-30  

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