研究課題/領域番号 |
21K18301
|
研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分60:情報科学、情報工学およびその関連分野
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
宮武 勇登 大阪大学, サイバーメディアセンター, 准教授 (60757384)
|
研究分担者 |
曽我部 知広 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (30420368)
|
研究期間 (年度) |
2021-07-09 – 2026-03-31
|
研究の概要 |
偏微分方程式の数値計算では,離散化を担う数値解析学による高品質化と,行列方程式に帰着された後の数値線形代数学による低計算コストが達成されてきたものの,高品質化と低コスト化の両立の困難が顕著になってきている.本研究では,細分化した両手法を再融合し,偏微分方程式計算のコストも精度も妥協しない数値代数解析学を開拓する.
|
学術的意義、期待される成果 |
現代科学,工学の根幹技術として,偏微分方程式の高性能数値解法の需要は高まっている,これに対して,代数学的精神で解析学を数値的に研究する新しい学理を開拓し,高精度化と低コスト化を両立させる核心的解法の基盤の創造が期待される.量子シミュレーション分野で,限界を突破する数値解法を検証する計画への期待も大きい.
|