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2023 年度 研究成果報告書

微生物の機能を活用した簡便な嫌気性微生物培養システムの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 21K19075
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分38:農芸化学およびその関連分野
研究機関京都大学

研究代表者

岸野 重信  京都大学, 農学研究科, 准教授 (40432348)

研究期間 (年度) 2021-07-09 – 2024-03-31
キーワード腸内細菌 / 嫌気性微生物 / 嫌気反応 / 嫌気
研究成果の概要

近年、腸内細菌への関心が高まっている。しかし、応用微生物学分野の研究の多くは酸素が存在する「好気条件」で行われており、腸内細菌が生息する酸素が存在しない「嫌気条件」での研究はほとんどされていない。
そのため、研究者が新たに腸内細菌に関する研究を行おうとすると、「嫌気条件」を作るための装置の導入が必要となり、大きな障壁となる。そこで、本研究では、容易に「嫌気条件」を作り出すことができるシステムの構築に取り組んだ。

自由記述の分野

応用微生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

腸内細菌などの嫌気性微生物を扱う研究は、設備投資がいること、嫌気性を維持するためのスキルが必要であること、などの理由からあまり進んでいない。本研究成果では、研究者が容易に扱うことができる大腸菌を用いた形質転換体を用いることで、好気性細菌を扱うかの如く嫌気性微生物を扱うことが可能となることから、嫌気性微生物に関する研究分野が飛躍的に発展する可能性を秘めている。

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公開日: 2025-01-30  

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