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2022 年度 研究成果報告書

In situダイレクト・リプログラミングによる新規骨再生治療の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 21K19577
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分56:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

松田 修  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00271164)

研究分担者 山本 健太  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00636160)
新井 祐志  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (50347449)
研究期間 (年度) 2021-07-09 – 2023-03-31
キーワード再生医療 / 骨疾患 / ダイレクト・リプログラミンング
研究成果の概要

骨粗しょう症、関節リウマチ、変形性関節症などの骨吸収性疾患に対して、骨再生治療が期待されている。我々はダイレクト・リプログラミング(DR)に着目し、機能的な骨芽細胞をヒト線維芽細胞からin vitro DRによって誘導することに成功した。この技術を骨再生医療に応用するためには、移植に適した3D培養骨組織を構築させられる足場材料の開発と、生体内の骨吸収性病変局所で骨芽細胞を他の体細胞から直接誘導する技術の確立等が必要となる。
本研究では、新規足場材料を用いた3D培養骨組織を開発するとともに、骨芽細胞の組織内DRに必要となる基盤技術の開発を行った。

自由記述の分野

再生医学

研究成果の学術的意義や社会的意義

骨粗しょう症、関節リウマチ、変形性膝関節症などの骨吸収性疾患は、罹患者数が極めて多く、運動機能を著しく低下させて、健康寿命を短縮する疾患である。高齢化と相まって、医療資源の消費の観点からも大きな問題であり、有効な骨再生治療が求められている。機能的な骨芽細胞を骨欠損部位に直接供給することが出来れば、失われた骨組織の再生を促進し、種々の骨吸収性疾患に対する効果的な治療法となり得る。
本研究は、骨芽細胞の分化のエピジェネティック制御の分子レベルの理解につながり学術的な意義も大きいが、上記のように骨吸収性疾患の治療法の開発に直結する基盤技術を提供する可能性があり、社会的な意義も大きい。

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公開日: 2024-01-30  

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