研究課題/領域番号 |
21K19727
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
石川 智久 静岡県立大学, 薬学部, 教授 (10201914)
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研究分担者 |
山口 桃生 静岡県立大学, 薬学部, 助教 (30804819)
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研究期間 (年度) |
2021-07-09 – 2024-03-31
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キーワード | MASH / 肝線維化 / 揮発性有機化合物 / 非侵襲的診断 / 治療薬スクリーニング |
研究成果の概要 |
肝線維化を伴うMASHの治療薬開発は喫緊の課題であるが、現状、特異的治療薬の開発は進んでいない。その一因として、動物実験による肝線維化治療薬のスクリーニングに利用可能なMASHの簡易的な判定方法がないことが挙げられる。本研究では、呼気中VOCsの分析による簡易的なMASH進行非侵襲判定法の構築に成功した。呼気分析によるMASH判定法が確立できたことから、非侵襲的で経時的に評価が可能な治療薬スクリーニング法の開発への応用が期待できる。さらに、肝線維化やMASHに特徴的なVOCsが同定できたことから、MASH 発症に至るリスク因子やMASH 治療薬の新たなターゲット分子の提案への発展も期待できる。
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自由記述の分野 |
薬理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肝線維化を伴うMASHの治療薬開発は喫緊の課題であるが、現状、特異的治療薬の開発は進んでいない。その一因として、動物実験による肝線維化治療薬のスクリーニングに利用可能なMASHの簡易的な判定方法がないことが挙げられる。本研究では、呼気中VOCsの分析による簡易的なMASH進行非侵襲判定法の構築に成功した。呼気分析によるMASH判定法が確立できたことから、非侵襲的で経時的に評価が可能な治療薬スクリーニング法の開発への応用が期待できる。さらに、肝線維化やMASHに特徴的なVOCsが同定できたことから、MASH 発症に至るリスク因子やMASH 治療薬の新たなターゲット分子の提案への発展も期待できる。
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