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2022 年度 研究成果報告書

カリキュラム学習を用いたドメイン拡張による多様な条件下のバイオ医療画像解析

研究課題

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研究課題/領域番号 21K19829
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分62:応用情報学およびその関連分野
研究機関九州大学

研究代表者

備瀬 竜馬  九州大学, システム情報科学研究院, 准教授 (00644270)

研究期間 (年度) 2021-07-09 – 2023-03-31
キーワード機械学習 / ドメイン適応 / 深層学習 / 弱教師学習 / 半教師学習
研究成果の概要

本研究課題では,バイオ医療画像解析分野において,ある特定のデータセット(ソースドメイン)で学習したモデルが他の条件下で撮影されたデータセット(ターゲットドメイン)では上手く機能しないというドメインシフト問題を解決するための手法開発を行った.具体的には,細胞検出タスクにおいてカリキュラム的に細胞形状を学び,徐々にドメインを拡張していく手法を提案した.本研究成果は,医療画像解析分野トップ国際ジャーナルMedIA(IF:13.828)1本,MICCAI(h5-index:78)1本,ISBI2023(h5-index:55)2本,WACV2022 (h5-index:76) 1本に採択された.

自由記述の分野

コンピュータビジョン

研究成果の学術的意義や社会的意義

バイオ医療画像解析分野において,ある特定のデータセットに対して教師データを作成さえすれば,実環境における異なるドメインにおいて新たに教師データの作成をすることなく,対象物体の認識が可能となることは究極の課題の一つである.さらに言えば,既に存在する教師ありの公開データを元に,多様な実環境のデータでの学習が教師なしで可能となれば,実利用のハードルが格段に下がり,多くの医学及び生物学の研究で活用されることが期待される.本研究課題は,この課題に取り組むものであり,大いに意義がある.

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公開日: 2024-01-30  

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