「令和の日本型学校教育」の構築のため解決すべき課題である「加速度的に発展する情報化への対応の遅れ」と「新型コロナウイルス感染症の感染防止策と学校教育の両立」の2つは,ICT教材の充実を行うことで,同時に解決につながると考える。そこで本研究ではAR技術を用いて,電気の現象を可視化し,自らの手で操作することで電気の現象を直感的に理解できるICT教材を開発した。電気の現象に擬似的に触れることで,児童生徒の知識理解や学習意欲向上が期待できる。教材は,端末のOSやハードウェアの種類を問わないWebARを用いて開発することで,学校教育に導入しやすいものとなっている。
|