研究成果の概要 |
アンジオポエチン様因子3(ANGPTL3)を標的としたペプチドワクチンの開発に着手し、脂質異常症に対する改善効果を有するペプチド配列 (E3)を特定した(Fukami and Morinaga et al, Cell Reports Medicine 2021., 基本特許: 特願2021-84971. PCT/JP2022/20850)。また、野生型マウスを用いた本ワクチンの持続性評価では、初回接種から60週間、抗体価および脂質改善作用が保たれていた。さらにbooster接種により老齢に相当する113週齢まで抗体価が保たれ、この期間に明らかな副反応は認めなかった。
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