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2022 年度 研究成果報告書

Regulation of inflammatory response by antonomic nervous system in macrophages

研究課題

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研究課題/領域番号 21K20999
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0906:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
研究機関愛知医科大学

研究代表者

馮 国剛  愛知医科大学, 医学部, 助教 (70351111)

研究期間 (年度) 2021-08-30 – 2023-03-31
キーワードLPS / 炎症反応 / TNFα / カテコラミン / β2受容体
研究成果の概要

RAW264.7細胞においてアドレナリン(Ad)などのカテコラミンはLPSによって誘導されたTNFαの発現を抑制した。RAW264.7細胞においてβ2などのAd受容体サブタイプのmRNA発現を同定できた。PropranololとICI118.551(選択的なβ2受容体拮抗剤)の前処理はLPSによる誘導したTNFα発現増加に対するこれらのカテコラミンの抑制作用を減少させた。これに対してIsoproterenolとfenoterolはアドレナリンと同様に、LPSによる誘導したTNFα発現増加を抑制した。さらにRAW264.7細胞においてLPSはβ2受容体の発現を時間依存的に抑制した。

自由記述の分野

救急医学

研究成果の学術的意義や社会的意義

マクロファージであるRAW264.7細胞においてカテコラミンはβ2受容体の活性化を介してLPSによる誘導された炎症反応を制御することを解明摘でき、敗血症発生機序の解明や新しい治療法の開発には新たな手掛かりが得られた。

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公開日: 2024-01-30  

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