研究成果の概要 |
本研究成果は大きく2つ。一つ目は、胆道癌患者において体組成によって評価された術前サルコペニアが術後合併と無増悪生存期間、全生存期間に悪影響を与えることを初めて示した(Watanabe, et al. Clin Nutr. 2022;41:321-328)。二つ目は、実臨床データを用いて、肝門部胆管癌患者において、体組成で評価された骨密度減少を示すオステオペニアが全生存期間に悪影響を与えることを初めて示した(Watanabe, et al. Cancers (Basel). 2022;14:2213)。また、オステオペニアはサルコペニアと独立した予後不良因子である可能性を示唆した。
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