研究1・2:日本語版CDR plus NACC FTLDを作成して、前頭側頭型認知症(FTD)29名、アルツハイマー型認知症(AD)21名を対象とした評価を行い、良好な信頼性、妥当性、反応性を確認した(Taomoto D, et al. 2023)。 研究3:ためこみ症状の評価尺度であるClutter Image Rating(CIR)を実施した。CIRはFTDで平均(SD):1.78(0.99)、ADで1.63(0.86)でいずれもカットオフの4を下回り、2群間で有意差はなかった。この理由として本研究は介護者がいる患者、もしくは入院している患者を対象としたことが考えられた。
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