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2015 年度 研究成果報告書

スーパー制限酵素を用いたゲノム・マニュピュレーション工学の創成

研究課題

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研究課題/領域番号 22000007
研究種目

特別推進研究

配分区分補助金
審査区分 理工系
化学
研究機関筑波大学 (2011-2015)
東京大学 (2010)

研究代表者

小宮山 眞  筑波大学, 生命領域学際研究センター, 教授 (50133096)

研究分担者 須磨岡 淳  筑波大学, 生命領域学際研究センター, 講師 (10280934)
徐 岩  宮崎大学, 医学部, 教授 (40506763)
伊藤 靖浩  東京大学, 分子細胞生物学研究所, 助教 (50508108)
樋口 麻衣子  東京大学, 分子細胞生物学研究所, 助教 (30420235)
連携研究者 鴫 成実  筑波大学, 生命領域学際研究センター, 研究員 (00396780)
愛場 雄一郎  筑波大学, 生命領域学際研究センター, 研究員 (10581085)
研究期間 (年度) 2010 – 2015
キーワードDNA / 制限酵素 / ペプチド核酸 / 遺伝子組換え / セリウム
研究成果の概要

我々がすでに開発したスーパー制限酵素は、ヒトの巨大ゲノムをも選択的に切断する高い位置特異性を有する。本研究では、このスーパー制限酵素を使ってヒトゲノムを所定位置で切断し、ゲノムから所定断片を正確に切り出し、これを直接に解析する手法を開発した。特に、ヒトのそれぞれの染色体の末端に存在するテロメアを切り出して解析した結果、同一の細胞中にもかかわらずテロメアの長さが染色体によって顕著に異なるという興味ある結果を得た。従来法では得られない情報であり、スーパー制限酵素の有用性を如実に表している。また、スーパー制限酵素をヒト細胞内で機能させ、ゲノムの所定場所を切断し、目的とする相同組換えを誘導することにも成功した。さらに、スーパー制限酵素に様々な化学修飾を施し、その機能を改善した。中でも核移行シグナルペプチドをPNAに結合することが非常に有効であり、核局在化の促進のみならず、生理条件でのインベージョン特性が飛躍的に向上した。

自由記述の分野

化学

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公開日: 2017-05-10   更新日: 2018-12-04  

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