研究課題/領域番号 |
22226003
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
薄膜・表面界面物性
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
重川 秀実 筑波大学, 数理物質系, 教授 (20134489)
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連携研究者 |
武内 修 筑波大学, 数理物質系, 准教授 (20361321)
大井川 治宏 筑波大学, 数理物質系, 講師 (60223715)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 走査プローブ顕微鏡 / スピンダイナミックス / 可視化 / 時間分解計測 / 超高速分光 / ナノ科学 |
研究成果の概要 |
「超高速現象を測定できるレーザー技術」と「原子構造を観ることができる走査トンネル電子顕微鏡」を組み合わせ,時間と空間の両方で非常に高い(極限的な)分解能を持つ新しい顕微鏡法の開発を進めてきました。本研究では,更にレーザー光の偏光を利用し,併せて新しいレーザー光の制御方法を開発することで,電子が持つスピンと呼ばれる小さな磁石の性質をナノスケールで調べる夢が実現しました。通常の,時間や空間の領域で平均化されてしまう測定法ではかなわなかった新しい現象を調べることができる,まだ世界に1つしか無い顕微鏡です。今後のナノスケール科学研究の発展や新しい機能を持つデバイスの開発に役立つ新しい情報が得られます。
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自由記述の分野 |
走査プローブ顕微鏡と量子光学を融合した極限計測技術の開拓とナノスケール物性研究への応用
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