研究課題/領域番号 |
22246092
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
材料加工・処理
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
渡辺 豊 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10260415)
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研究分担者 |
竹田 陽一 東北大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (40374970)
及川 勝成 東北大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (70356608)
阿部 博志 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教 (30540695)
宮崎 孝道 東北大学, 大学院・工学研究科, 技術職員 (20422090)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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キーワード | 応力腐食割れ / 発生過程 / 視覚化 / すべり溶解機構 / 発色反応 / δフェライト / オーステナイト系ステンレス鋼 / き裂停留 |
研究概要 |
応力腐食割れ発生機構を明らかにするため、割れ発生過程で生じる局所的過渡的なアノード事象を俯瞰的に実時間で観測する手法を開発した。割れ発生過程は、断続的かつ小規模なアノード事象とその再不動態化の繰り返しである。近接して複数回のアノード事象が経験された箇所に進展性の割れが形成される。大半の場合、Si,Mg,Al等を主成分とした酸化物系介在物が起点となる。体積分率数%以下のδフェライトを粒界上(とくに三重点)に配置すると、δフェライトにより応力腐食割れが停留し、実質的に材料の割れ寿命を延伸する効果がある。
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