研究課題/領域番号 |
22253005
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
中川 光弘 北海道大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (50217684)
|
研究分担者 |
高橋 浩晃 北海道大学, 大学院理学研究院, 准教授 (30301930)
松島 健 九州大学, 大学院理学研究院, 准教授 (40222301)
宮町 宏樹 鹿児島大, 大学院理工学研究科, 教授 (30182041)
|
連携研究者 |
長谷川 健 茨城大学, 理学部, 准教授 (00574196)
青山 裕 北海道大学, 大学院理学研究院, 助教 (30333595)
石塚 吉浩 産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, グループリーダー (80356443)
宮城 洋介 防災科学技術研究所, 地震火山防災研究ユニット, 研究員 (40435970)
|
研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
|
キーワード | 噴火機構 / 玄武岩質マグマ / 傾斜観測 / マグマ供給系 / 火山岩岩石学 / クリチェフスコイ火山 / カムチャッカ |
研究概要 |
カムチャッカのクリチェフスコイ火山において地球物理学的および岩石学的研究を実施した。研究期間中に4点の傾斜計を設置し、既存の地震計を合わせた観測網を構築・維持させることができた。そして2010年の噴火活動中に10~20分の周期でのサイクリックな傾斜変動を観測し、ストロンボリ式噴火モデルを構築した。特に過去3000年間の噴火堆積物の物質科学的解析を行った結果、3000年間で2タイプの初生玄武岩質マグマが存在し、ひとつのタイプから別のタイプへと次第に入れ替わっていることが明らかになった。また最近80年間の噴火では火山直下のマグマ供給系が噴火活動期毎に更新されていることも明らかになった。
|