研究課題
基盤研究(B)
金属薄膜でコーティングされた周期構造チップ(=プラズモニックチップ)では、増強蛍光を検出することにより、結合したターゲット蛋白質の定量的な評価ができる。本研究では、(1)350nm~500nmの周期構造(ピッチ)を有し、(2)金属薄膜(銀)を酸化亜鉛でコートし、(3)酸化亜鉛に特異的に高密度に結合する抗酸化亜鉛抗体を利用する、という特徴をもつバイオチップにおいて、そのプラズモニックチップの構造に依存した光学特性と増強蛍光のメカニズムを明らかにし、高感度蛍光計測技術とZnO表面に特異的に結合する抗体断片を利用した抗体固定化技術の融合によって、マーカータンパク質の高感度検出を実現した。
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