研究課題/領域番号 |
22320048
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
飯倉 洋一 大阪大学, 文学研究科, 教授 (40176037)
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研究分担者 |
加藤 弓枝 豊田工業高等専門学校, 一般学科, 准教授 (10413783)
神作 研一 国文学研究資料館, 研究部, 教授 (30267893)
大谷 俊太 京都女子大学, 文学部, 教授 (60185296)
山本 和明 国文学研究資料館, 研究部, 教授 (90249433)
盛田 帝子 (飯倉 帝子) 大手前大学, 総合文化学部, 准教授 (40531702)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 近世 / 上方 / 人的交流 / 小沢蘆庵 / 六帖詠藻 |
研究概要 |
浜田泰彦に代わり、わく田将樹を特任研究員として雇用した。八月に新日吉神宮蘆庵文庫で代表者および研究分担者が集合し、『六帖詠藻』翻字の最終確認を行った。国文学研究資料館の基幹研究「近世における蔵書形成と文芸享受」と連携しつつ、各自がそれぞれに研究を進めた。主要な業績としては、加藤弓枝が『六帖詠草・六帖詠草拾遺』(明治書院)の校注書を共著として刊行、神作研一が、”An outoline of the History of Waka in the Edo Period" (『国文学研究資料館紀要(文学研究編)』40号)を公表、盛田帝子は、台湾大学図書館に行き、台湾大学図書館所蔵の賀茂季鷹『雲錦翁歌集』の善本を出版する打ち合わせを行い、来年度中に台湾大学図書館から出版する予定である。また特任研究員わく田は東海大学図書館・早稲田大学図書館において関係文献の調査を行った。 『六帖詠藻』については、各自が翻字最終確認を行い、暫定版ではあるが、ひととおり翻字が完成した。人名索引についても加藤弓枝によって、点検がなされた。しかし今回は、技術的な問題もあり、索引という形ではなく、登場人物一覧の形で公表することになった。 人物交流年表は、浜田を引き継いだ篗田によって、網羅的なチェックおよび新規データ入力が行われた。 「六帖詠藻」翻刻と、人物交流年表からなる成果報告書は、DVDで300部作成し、冊子版も35部作成、配布した。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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