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2013 年度 実績報告書

飯田下伊那における学校史料と地域社会に関する基盤的研究

研究課題

研究課題/領域番号 22330219
研究機関國學院大學

研究代表者

田嶋 一  國學院大學, 文学部, 教授 (90146738)

研究分担者 西島 央  首都大学東京, 人文科学研究科(研究院), 准教授 (00311639)
多和田 雅保  横浜国立大学, 教育人間科学部, 准教授 (10528392)
木村 元  一橋大学, 社会(科)学研究科, 教授 (60225050)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2014-03-31
キーワード地域史 / 教育史 / 学校史料 / 小学校所蔵文書 / 教育学 / 地域社会史 / 青年期教育
研究概要

本研究は、飯田・下伊那地域における小学校および小学校区を対象とし、小学校所蔵文書の悉皆的調査および分析にもとづき、小学校区を単位とする地域の社会=文化構造を解明することを目的としている。
本年度は、中心的な調査対象として設定した長野県飯田市立追手町小学校および同座光寺小学校について、所蔵文書の悉皆調査の成果をまとめることに重点をおいた。研究対象の特徴をよく表していると思われる重要な文書について、デジタルカメラ撮影を行った。これらの撮影データは「学校史料アーカイブズ」として、所蔵者(小学校長)などと連携し、個人情報などに配慮しつつ研究利用に供する。
また、小学校所蔵文書を地域史料として活用するための調査・保存のあり方について、日本教育史研究会サマーセミナーにおいて報告を行った。本研究における調査は、現状記録方式にのっとって進めており、史料内容にもとづく分類や整理作業は行っていない。だが、公立学校の場合、文書管理者が異動により頻繁に変更されるため、所蔵文書の所在に関する情報が十分に引き継がれず、散逸するおそれがある。そのため、悉皆調査による目録作成とともに、その成果にもとづく史料の内容別目録作成など、長期保存のための作業が必要である。本研究における悉皆調査は、その基盤を形成したものといえる。
さらに、研究者各自の問題設定にもとづく文書の内容分析も進めた。その過程で、学校史料の分析にあたっては、教育政策に関わる町村会の史料や、地域の学校間に及ぶ教員組織に関する史料など、関連する史料群についての情報収集が必要不可欠であるという課題が残った。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 「学制」にもとづく小学校設立における校舎の確保―筑摩県の事例より―2013

    • 著者名/発表者名
      多和田 真理子
    • 雑誌名

      相模女子大学紀要(社会系)

      巻: 77C ページ: 77-88

  • [学会発表] 小学校所蔵史料調査から思うこと

    • 著者名/発表者名
      多和田 真理子
    • 学会等名
      日本教育史研究会
    • 発表場所
      日本大学文理学部

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公開日: 2015-05-28  

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