様々な産業分野でワイヤレス給電技術の活用が期待されており、実用化に向けた開発が盛んにおこなわれている。しかしながら給電効率などの技術的課題や運用周波数などを含めた制度化や人体防護指針対策など、まだまだ 課題は多い。本研究では、構造物の健全性評価を目的とした埋設型センサデバイスに対して実用的且つ効率的なワイヤレス給電を実現するため、給電対象物の自動認証、給電効率の最大化解析、制御、給電開始、そして給電停止に至る全プロセスの自動化を実行するワイヤレス給電システムを開発し、室内実験でその実用性を確認した。
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