研究課題/領域番号 |
22360183
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
桑野 玲子 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80312974)
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研究分担者 |
齋藤 由紀子 独立行政法人土木研究所, 主任研究員 (50414991)
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連携研究者 |
古関 潤一 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (30272511)
桑野 二郎 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (30178149)
橘 伸也 埼玉大学, 理工学研究科, 助教 (90432567)
森 啓年 独立行政法人土木研究所, 主任研究員 (20355803)
松宮 洋介 国土技術政策総合研究所 (90442904)
菊池 喜昭 独立行政法人港湾空港技術研究所, 部長 (40371760)
久野 春彦 (財)電力中央研究所, 上席研究員 (50371399)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 地盤 / 内部侵食 / 水みち / 浸透 |
研究概要 |
本研究は、盛土や地中構造物の裏込土内に長年の雨水浸透の繰り返し等により生成する水みちや内部侵食による空洞の進展メカニズムを解明することを主な目的とした。地盤に繰返し水が浸透することによっておこる土砂流出を定量的に把握するために、供試体から細粒分の流出を許した特殊な透水試験を実施した。動水勾配がある閾値を超えると細粒分流出が始まる事、流出水の濁度を計測することにより細粒分流出の度合の定量が可能な事、土砂流出量がわずかでも供試体の貫入抵抗は著しく低下する事が確認された。また、三軸試験により、内部侵食は供試体の剛性低下に局所的に影響するが、せん断強度に及ぼす影響は限定的であることがわかった。
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