研究課題
基盤研究(B)
交雑帯に働く自然選択を検出する目的で、ハイマツとキタゴヨウ間の3山系の交雑帯(八甲田山・蔵王・谷川岳)の詳細な遺伝的構造を、連鎖地図上に載った34遺伝子座(11連鎖群)を用いて解析した。その結果、中立下での期待値から有意に頻度が偏っており、かつ3山系で共通したパターンを示した遺伝子座が4個件検出された。これらの遺伝子座には、自然選択が働いている事が示唆される。また、連鎖不平衡の低下レベルは、蔵王で最も低く、この山系で両母種の融合が進行していることが分かった。
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parviflora (Pinaceae) in the Boso Hills, Japan. Tree Genetics & Genomes
巻: 9 ページ: 693-705