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2013 年度 研究成果報告書

新発見デデリエ洞窟幼児人骨の形態学的・堆積学的記載と分析

研究課題

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研究課題/領域番号 22370085
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 自然人類学
研究機関東京大学

研究代表者

近藤 修  東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (40244347)

研究分担者 石田 肇  琉球大学, 医学部, 教授 (70145255)
赤澤 威  高知工科大学, 総合研究所, 教授 (70013735)
小口 高  東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (80221852)
連携研究者 吉田 英嗣  中央大学, 理工学部, 助教 (90548116)
小口 千明  埼玉大学, 地圏科学研究センター, 准教授 (20312803)
研究協力者 カンジョウ ヨーセフ  シリア・アレッポ博物館, 館長
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード化石人類 / 人類進化 / ネアンデルタール人
研究成果の概要

デデリエ洞窟より2008-2009年の調査において発見された新たな幼児骨格について整理、復元、形態学的記載・比較研究をおこなった。保存のよい大腿骨の形態と、恥骨/大腿骨のプロポーションがネアンデルタール的であることから、この個体はネアンデルタール幼児であると判明した。
さらに、出土人骨・動物骨に付着するマトリックスと人骨周辺の土壌サンプルの組成分析より、一組の骨(上腕+大腿骨骨幹破片)が特異な堆積環境にあったことが判明し、形態学的検討の結果、このセットを別個体と確認することができた。その他の同一個体の人骨は、一時埋葬されたものがタフォノミー過程の結果、分散したと考えた。

自由記述の分野

生物学

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公開日: 2016-06-03  

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