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2013 年度 実績報告書

イネ高温登熟耐性としての機能的緑葉維持能力の機構解明と遺伝資源利用

研究課題

研究課題/領域番号 22380015
研究機関島根大学

研究代表者

小葉田 亨  島根大学, 生物資源科学部, 教授 (60186723)

研究分担者 松本 真悟  島根大学, 生物資源科学部, 准教授 (00346371)
川満 芳信  琉球大学, 農学部, 教授 (20192552)
中川 博視  独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 中央農業総合研究センタ-, 研究員 (90207738)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2014-03-31
キーワードStay-green / イネ / 高温 / 光合成 / 生産
研究概要

葉片インキュベ-ト法によってstay-greenおよび非stay-greeen候補となったJRC品種から一品種づつおよび高収量品種タカナリとstay-green mutantのsgr-2を交配し温室で世代促進後F2種子を得、水田に約200系統を栽培した。これらについて出穂期の止め葉をインキュベ-トしたところ大きな系統差が認められた。緑葉維持能力は交配両親と同等かやや高いもの、低いものと違いがあり、これらについて着生籾数から潜在収量を推定したところ緑葉維持能力が高くかつ潜在能力の高い系統があった。これらの品種について遺伝的背景を明らかにするためのアソシエ-ソン解析の試みを進めている。また、JRC品種からインキュベ-ト法でstay-greenおよび非stay-greeen候補となったそれぞれ2品種を松江および琉球大学において栽培し、緑葉維持能力、光合成および関連形質、生産量を測定し比較した。収量は在来品種のため低いレベルであったものの、緑葉維持能力には圃場条件下でも品種間差が認められた。また、高温条件下にあった中国武漢の華中農科大学において多数の現地品種についてインキュベ-ション法により緑葉維持能力を比較したところ、高収量品種であっても大きな品種間差が認められた。以上の結果を島根大学においてセミナ-を行い取りまとめた。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 葉培養によるイネのStay-green特性の資源評価2014

    • 著者名/発表者名
      小葉田 *・篠永美和・赤井康平
    • 学会等名
      日本作物学会
    • 発表場所
      千葉大学西千葉キャンパス
    • 年月日
      20140329-20140330

URL: 

公開日: 2015-05-28  

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