研究課題
基盤研究(B)
止葉切片インキュベ-ションにより暗黒下35℃において広範な温度域でのStay-greenの品種間差を検出できた。同方法により日本および世界のイネコアコレクション品種に大きな品種差があった。これらの品種をポット栽培し登熟期に高温を与えたところ緑葉維持能力と光合成と生産性とに関連があった。緑葉維持能力の異なる品種を交配したF2のインキュベ-ションによる緑葉維持能力は大きな変異を示した。典型的4品種を島根県と沖縄県で水田栽培したところ緑葉維持と生産に違いが認められた。以上からイネの登熟期における緑葉維持能力には品種間差があり、今後高温下を含めた生産性向上に寄与できる可能性がある。
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