研究課題
基盤研究(B)
本課題では、植物細胞壁の構成成分であるセルロースを足場として用いて、その上に生物システムを模倣した「三次元のバイオミミックファブリケーション」を行おうとするものである。そのため、水に膨潤したセルロースゲルを一軸方向に延伸して得られるNOC基板由来のアニオン性表面をもつ足場に、強制的にリン酸アニオンをホスト-イオンとして包接・固定化させ、これを足場として、骨の主成分であるリン酸カルシウムのバイオミネラリゼーションを促すという新たなプロセスのデザインに成功した。さらに、NOC を用いた液体培地が下から供給される表皮細胞の 3 次元培養用の基板システムがデザインされた。すなわち、NOC 培養基板を半透膜として利用した表皮細胞の三次元培養システムの提案に至った
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