研究課題
基盤研究(B)
リーリンは脳の層構造形成と維持に必須の分泌タンパク質であり、近年その機能低下が精神神経疾患発症に関与することが明らかとなってきた。申請者は、リーリンの C 末端領域が何らかの分子に結合して下流因子活性化に寄与することを見いだし、 これをほぼ同定した。また、リーリン機能低下が精神神経疾患の発症や増悪化に関与するのなら、これを増強または賦活化すればその治療につながる。そこでリーリン分解酵素の同定を目指し精製を行い、有力な候補分子を得た。
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