研究課題
基盤研究(B)
新たな肺胞上皮II型細胞モデルの開発を目的に、Abca3遺伝子をRLE-6TN細胞に導入した。RLE/Abca3細胞では、親細胞に比べてAbca3遺伝子の発現上昇とII型に特有な細胞内小器官lamellar bodyの形成促進が見られた。驚いたことに、II型で高い他の遺伝子の発現やアルブミン輸送活性も亢進し、細胞形質全体がII型にシフトしたものと考えられた。さらにRLE/Abca3細胞は、親細胞に比べて、肺線維症の原因となる上皮間葉転換を引き起こすTGF-β1やブレオマイシンに優れた反応性を示し、薬剤誘発性肺線維症や間質性肺炎の解析・予測モデル系として有用と考えられた。
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