研究課題
基盤研究(B)
先進国においては高齢化人口の増加とともに、老化によって発生する肝硬変、肺気腫、肺線維症、強皮症、腎不全といった疾患の解明と、その治療が緊迫の課題である。急性の組織傷害からとiPSによる治療の可能性を検討した。本研究ではマウスをモデルとして、急性の組織傷害から慢性炎症を経て線維化へ進行し、組織の荒廃へと進むメカニズムを解明すること、その治療に、患者自身の細胞を使うことをめざした。私たちはミエロ系前駆細胞が骨髄で増加すること、それをGADD34が抑制することを見いだした。また、老化マウスからiPS細胞を作成することに成功し、この細胞を組織細胞に分化させ、疾患モデルマウスに移植する研究をおこなった。
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