研究課題/領域番号 |
22390234
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 獨協医科大学 (2012-2013) 神戸大学 (2010-2011) |
研究代表者 |
村上 昌雄 獨協医科大学, 医学部, 教授 (50210018)
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研究分担者 |
具 英成 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40195615)
出水 祐介 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (50452496)
西村 邦宏 独立行政法人国立循環器病研究センター, その他部局等, 室長 (70397834)
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連携研究者 |
寺嶋 千貴 兵庫県立粒子線医療センター, 医員
丹羽 康江 兵庫県立粒子線医療センター, 医員
美馬 正幸 兵庫県立粒子線医療センター, 医員
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 原発性肝癌 / 陽子線治療 / 炭素線治療 / 臨床試験 / 粒子線治療 |
研究概要 |
単発無治療肝癌患者に対する陽子線(P群)と炭素線治療(C群)の治療計画で差がないことを確認した後、年齢、性別、肝障害、腫瘍径の4因子で動的中央割り付けし、同一線量分割で治療する前向き無作為比較試験(主要評価項目:全生存率、副次的項目:局所制御率、安全性)を行った。44例が登録され、脱落3例を除いた41例(P群20、C群21)を解析した。再発はP群3例(肝内3)、C群5例(肝内4、肝外1)で、死亡3例(P群1、C群2)は全て原病死であり大きな副作用はなかった。なお、両群とも局所再発はなく、1・2年全生存率は両群で差を認めなかった。観察期間中央値11ヶ月の中間評価で線種間に有意差を認めなかった。
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