研究課題
基盤研究(C)
脳神経系の再生医療法開発を目的として、細胞膜透過型 p38MAP キナーゼ蛋白質(以下 Tat-p38)の神経幹細胞遊走活性増強作用を検討した。結果、Tat-p38 は培養神経幹細胞の遊走活性を著明に増強し損傷部位への集積を亢進させた。またその活性には膜透過活性部分とリン酸化活性部分の両者が必要であることも明らかにした。以上の結果は、膜透過型 p38 蛋白質による損傷脳の再生医療の可能性を示唆している。
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