研究課題
基盤研究(C)
本研究では、セルトラリン投与後のマウス海馬歯状回を腹側部、背側部に分離し、神 経可塑的変化に関連する遺伝子発現を定量した。その結果、神経ペプチドのgalanin は、セル トラリン投与後の腹側部において有意に発現増加するが、背側部では変化しないことが明らか となった。情動との関連が強く示唆されている腹側部でgalanin の発現量が増加していたことか ら、抗うつ薬の作用メカニズムに関連する可能性が考えられた。
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Brain Res.
巻: 1516 ページ: 76-82
DOI:10.1016/j.brainres.2013.04.002