研究課題
基盤研究(C)
骨軟部腫瘍に対するCGHによる網羅的遺伝子の解析を行った。その中で、p53 の近傍にあるHIC1を含む17p11-13の増幅が重要であると考えられた。またヒト肉腫株に対する3mM dbcAMPの効果として増殖抑制、形態変化とアポトーシス誘導が示され、CGHの結果からはSHGC17327とLLGL1の増幅、OCRL1の低下が認められた。骨肉腫に対する11種類のフラボノイドによるスクリーニングの結果、フラボノールおよびフラバノールによるアポトーシス変化が示された。特にカテキン類の中のガレート基をもつEGCGによるsub-G1の増加、Anexin V陽性、caspase-3の活性化が明確であった。
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