肺癌に対するビタミンＤサプリメント二重盲検ランダム化プラセボ比較臨床試験

2014 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22501060
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: がん疫学・予防
• 研究機関: 東京慈恵会医科大学
• 研究代表者: 秋葉 直志 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (10192907)
• 研究分担者: 浦島 充佳 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (80203602) ; 森川 利昭 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (60292907) ; 佐藤 修二 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (80205921) ; 尾高 真 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (20233554) ; 山下 誠 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (10287302)
• 研究期間 (年度): 2010-04-01 – 2015-03-31
• キーワード: ビタミンDサプリメント / 肺癌

研究成果の概要

肺癌術後患者に対する、ビタミンDサプリメント内服による、二重盲検ランダム化プラセボ比較臨床試験を行った。登録患者は202名、ビタミンＤ受容体遺伝子解析はFok1を137名、UGT2B17を139名。25OH ビタミンＤ血清濃度測定は157名施行した。これまでに再発36名、死亡15名を確認した。
中間解析の結果、25OHDがサプリメント内服前に18ng/mL以上が未満に比較し、有意に生存率が改善していた。ビタミンD群とplacebo群では死亡、再発にこれまででは有意差はなかった。

自由記述の分野

胸部外科