研究課題
基盤研究(C)
安定同位体の情報を用いた大気中揮発性有機化合物の循環解析の基盤を構築することを目的として、大気化学的に重要なアセトアルデヒドに着目し、その分子レベルおよび分子内レベル炭素同位体組成計測法を開発した。この計測法を植物由来アセトアルデヒドに適用したところ、異なる日に採取した同じ植物において分子レベル同位体比が同じであっても分子内レベル炭素同位体組成が大きく変動することを見出し、分子内レベル同位体組成からより詳細な代謝起源情報を得られる可能性が示唆された。
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