本研究は、第一次世界大戦終了直後の好況期であった 1920 年 1 月、長期不況開始後の 1922 年 12 月、昭和恐慌期の 1931年 10 月、戦時統制開始直前の 1936 年 11月における日本の従業者規模別上位 200 企業のランキング表を完成し、それらに基づき両大戦間期における日本大企業の展開とその特徴を解明した。具体的には基礎資料に登場する全事業所についての情報をすべて入力し、周辺的情報でそれを豊富化した厳密なデータベースを構築し、それに基づき国際比較に耐えうるランキング表を完成させた。
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