研究課題/領域番号 |
22530658
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研究機関 | 広島国際大学 |
研究代表者 |
渡辺 晴子 広島国際大学, 医療福祉学部, 准教授 (90326091)
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研究分担者 |
岡崎 仁史 広島国際大学, 医療福祉学部, 教授 (20320062)
矢原 隆行 広島国際大学, 医療福祉学部, 准教授 (60333267)
八木 裕子 広島国際大学, 医療福祉学部, 講師 (60533817)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 地域福祉 / コミュニティワーク / ナラティヴ・アプローチ |
研究概要 |
平成24年度の研究成果として、①「高齢者の『自分史づくり』事業をめぐる地域住民のコミュニティに対する認識・態度に関する調査」の分析、②ナラティヴ・アプローチによる住民主体のコミュニティワーク方法モデルの検討を行うとともに、③研究対象フィールド(愛媛県今治市関前地区)における地域住民-専門機関-大学による共同・協働の地域福祉活動拠点として、コミュニティワークセンター「まる関の家」の運営、④「住民主体のコミュニティづくり」に関するシンポジウムの開催などがあげられる。 ②のナラティヴ・アプローチによる住民主体のコミュニティワーク方法モデルの検討については、①の結果をふまえて再検討する必要があるが、コミュニティワーク、特にその基盤となるコミュニティの形成および再形成に対するナラティヴの有用性を確認することができた。 ③のコミュニティワークセンター「まる関の家」の運営については、関前地区の主要な地域住民組織・集団の代表者、大学教員・学生などをメンバーとして理事会および運営委員会を設置し、運営規程を定めるとともに、平成24年度活動計画を作成し、「つなぐ」「つどう」「かたる」「おこす」を活動方針として地域福祉活動を実施した。 ④の「住民主体のコミュニティづくり」に関するシンポジウムの開催については、今治市社会福祉協議会関前支部との共同事業として、テーマ「新しい関前の島づくり活動」のもと実施した。多くの地域住民の参加を得て、これからの関前地区における地域福祉活動のあり方について議論した。 また、「コミュニティワークとナラティヴ・アプローチ研究会(Community Work and Narrative Approach Study Group:CNS)」の拡大研究会を実施し、今後の過疎地域におけるコミュニティワーク研究の課題について検討した。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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