研究課題
基盤研究(C)
本研究の成果は,半線形,準線形と呼ばれる発展方程式に焦点を当て,それぞれに付随するリプシッツ作用素半群の概念を導入し,その近似定理を確立したことである。特色は,解の初期値に関する連続的依存性に着目して,距離に似た汎関数により安定性条件を定式化し,その安定性条件に誤差項を許容した点である。ボルテラ方程式に対する比較定理の援用による半線形発展方程式の可解性についても取り組んだ。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (7件) 備考 (1件)
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