研究課題
基盤研究(C)
結晶形成には引力は必要なく,剛体球ポテンシャル(斥力)だけで結晶形成するという Alderらの発見は 1957年の発見当時大きな驚きをもたらした。本研究によって,剛体球の外側にステップ状の斥力を付加した単純なハードコア -ソフトシェル模型で, 10回, 12回, 18回対称のさまざまな準結晶が生成されることがわかった。この結果はスケールや物質の特殊性に依存せず,一般的メカニズムで準結晶が生成されることを示した重要な成果で,準結晶研究および物質科学に大きな進展をもたらした。
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