研究課題
基盤研究(C)
一酸化窒素(NO)は、微生物活動や燃焼過程などにより生成し、対流圏オゾン生成や窒素沈着に関わる重要な微量気体の一つである。窒素や酸素の安定同位体比がNOの生成・消滅に関わる反応経路の識別に有効な指標になりうることに着目し、簡便・迅速な高精度窒素・酸素同位体比測定法の開発を試みた。NOの生成過程の一つであるバイオマス燃焼について、草本、木本の複数の試料を用いて模擬実験を行い、得られたN2Oの濃度、同位体比測定結果をもとに、NOの生成・消滅過程を考察した。
すべて 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)
Global Biogeochem. Cycles
巻: 25 ページ: GB2008:1-17
doi:10.1029/2009GB003769
http://nylab.chemenv.titech.ac.jp/~stoyoda/index.html