研究課題
基盤研究(C)
種々のカルバゾロファン誘導体とその比較化合物となるモノマー体を合成した。それらの光物性、電気化学的挙動および構造を NMR、電子吸収、蛍光、および円二色性スペクトル、酸化還元電位測定、X 線結晶構造解析から検討し、カルバゾールの二量化によって発現する光および電子物性を明らかにした。研究成果として、カルバゾロファン誘導体のドナー性はモノマー体よりも高いこと、部分重なり型カルバゾロファン誘導体には面不斉が存在することを初めて見出した。さらに、光学分割したエナンチオマーの絶対構造を決定することができた。
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http://ir.lib.osaka-kyoiku.ac.jp/dspace/